こんにちは。

ネットに蔓延るクレクレ君
意味としては
やってくれ
教えてくれ
(無料)でくれ
みたいな感じで、求めてばかりの人のことを指す、ネットスラングです。
明確な定義があるわけではありませんが、
ポイント
何でも教えて欲しいと他者へ依存する人
自分で調べればわかることを調べる前から人に聞きたがる人
何でも無料で与えてもらおうとし、何でも無料で参加しようとする人
教えてもらえないと反発したりクレームをしたりする人
客である自分は大切にされて当然だと思っている
過剰なサポートを要求する
やってもらって当然だと思っている
他人から何か与えられても「なんか違う」「これじゃないのが欲しい」と思う
自分は他人に何もメリットを与えないのに、人からメリットを受けようとする人
人の好意で情報やチャンスを与えてもらってもすぐに否定したり辞める人
これらもクレクレ君の一種に該当すると考えられています。
「クレクレ君」のような考え方の人を、ドイツの社会心理学、精神分析、哲学の研究者で、精神分析学者であるエーリッヒ・フロムが
「受動的構え」という概念でこう説明しています。
「自分の欲しいものは全て自分の外部にあると感じ、それを手に入れるためには他者から受け取るしか無いと信じている性格」
つまり、主体的に考え動くことが「出来ない」・または「しない」という体質であるため、他人から与えてもらわなければ満たされない人がクレクレ君であると言えます。
当然なのですが、この「クレクレ君」。総じて忌み嫌われます。
これ教えて下さい
あれ教えて下さい
次はこれ教えて下さい
あれやってください
これやって下さい
こっちもやってください
↑あなたはこんな人好きになれますかね???
「いや無理無理・・・」「関わりたくないわ・・・」って思う人が大半のはず(だよね?)。
こうやって客観的に見れば分かるはず・・・。
でも・・・残念ながらウェブビジネスの世界にも、かなりの「クレクレ君」がいらっしゃいます。
初心者の頃はある程度仕方ないです。
問題なのは、自分が「クレクレ君」だという意識がまるで無い方、または「クレクレ君」だと言う意識が少しあるがそれを直そうとはしない方にあります。
前者は罪の意識が全く無く、後者は罪の意識は多少あるが改善しようとしません。
また両者とも、自分がクレクレ君であることを素直に認められない傾向にあります。
やってもらって当たり前。
サポートしてもらって当たりまえ。
質問したら答えが返ってくるのが当たり前。
1から10まで面倒みるのが当たり前。
クレクレ君というのは先程も言った通り「受動的構え」です。
なので主体的に自分から物事を解決しようとはしませんし、相手に動いてもらうことを真っ先に考えます。
そしてそれがさも当たり前のように。
自分では答えを見つけられないから、サポートを常に求めるし、他人が答えを必ず持っていると思っています。
他人に任せれば良いと考えているので、自ら動いたり考えたりしません。
つまり思考停止しています。
さてこのように思考停止するような人が、リアルビジネス、ウェブビジネスにおいて成功できるとあなたは思いますでしょうか?
自分で考えないんですよ?
自分で動かないんですよ?
他人任せなんですよ?
それを当たり前だと思ってるんですよ?
普通に考えてそれは難しいでしょ・・・。
ビジネスというのは、リアルもウェブも同じ。
自分で考え勉強し、創意工夫し、それらを誰かに提供し満足してもらうから成り立ちます。
もちろん足りない部分は他人に補ってもらったり、働いてもらって補いますが、それらも主体性を持ってのことです。
自ら考えることを怠り、手取り足取り教えてもらい、1~10まで上手くいくまでサポートしてもらって、誰か教えてくれる人がいないと不安になって、わからないことがでてきたらすぐに他人を頼って・・・
そんな人が自分の力でこれから稼いでいこうなんて無理ゲーに近いです。
永遠に人がサポートしてくれるわけではありません。
最初はサポートを必要としても、最後は自らの力で飛び立つようになることが目標です。
つまりサポートを受けながらも、自らが主体的に動くことが求められるのです。
受動的な構えでは成長は見込めないのです。
なので、もしこれからビジネスをやっていこうと思うのであればこの「クレクレ君」体質を脱却する必要があります。
クレクレ君を脱出する方法!
クレクレ君を脱出する大きな要因は「すぐに他人を頼らない」という当たり前のことを大切にしていくことかなと思います。
人に頼る前にまずは自分で考え調べること。
これがなによりも大切です。
知識を得る過程を決しておろそか(他人任せ)にせず、まずは自分で解決できないか調べてみてください。
むしろ知識を得る過程そのものこそ大切にして欲しいのです。
例えば、わからないことがでてきた場合・・・
今まで自分で調べずにすぐ人に聞いていたのであれば、自分で検索し調べて見るってことです。
この過程こそが主体性に繋がるのです。
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ネットビジネスで「困ったこと」や「分からないこと」があったらまずは自分でググレカス!
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最初は面倒くさいです。
人間は「現状維持」を本能的に望む生き物です。
今まで他人に任せっきりだった人が、急に変われることはまずありません。
変わろうとすると「現状維持を望む本能」が邪魔してくるので、すぐに嫌になったりします。
でも・・・変えるのです!!!
僕だってそうです。
こんな偉そうなことを言ってますが、何を隠そう最初はクレクレ君でした。
それを認めたくもなかったです。
でもそれじゃいけないと気がついたからこそ、わかんないことがあったらまずは調べてみる。
自分で解決しようとしてみる。
そういうことを繰り返していきました。
最初はそりゃ苦痛でしたけど「案外自分で解決できるもんだな」と思えてきて、いつの間にかそれが当たり前になっていきました。
話が少し変わりますが、実はこのブログは昨年に「テーマの変更」というのを加えています。
わからない場合はなんとなくイメージしていただければ大丈夫なのですが、この作業、長年運営しているブログにとっては実はかなり面倒で、リスクもあり、手間がかかります。
手順としてはこうです。
メモ
- サーバーにてサブドメインを取得
- プラグインを使いメインドメインのサイトデーターをサブドメインに転送する
- 出来上がったサブドメインにて「テーマの変更」を行う
- バグが起きていないか確認し上手く行っていれば、再びプラグインを使用してメインドメインにサブドメインのデーターを転送する。
といった作業が必要なのですが、僕の場合は上手く行かずに、このサイトが一時期ぶっ飛び「死の真っ白画面」(知りたい人はググって見てね)と呼ばれる最悪の状態になりました。
それらの問題がどこにあるのか使い慣れていないFFFTPソフトを使用し、サーバーファイルを色々いじっては、検証し、いじっては検証し、完全に解決するまで5日ほどかかりました。
これら全てまったく知識がない状態からスタートしました。
テーマの変更って何?から始まって、どのように行うのがベストなのか、いろいろなサイトを見比べてどういった手順で、どういった方法で、どういったツールを使用して、問題が起こったらその都度調べて「あーでもない、こーでもない」って言いながら格闘して解決しました。
受動的構えであった昔の僕では絶対に出来ていません。
途中で投げ出すか、そもそもやらないか。。。
でも徐々に主体性を身に着けていったおかげで、今の僕はそれが当たり前のようにできるようになったのです。
「結局自分語りの自慢ですか?」
と思う方もいるかも知れませんが、僕の伝えたいことはそんなことではありません。
伝えたいのは「誰でもその能力をつけることができるようになるよっ」てことです。
僕はそう思っています。
だからこそ、まずは「自分で解決できないか」やってみる。
その過程を大切にしていきましょうよ!
それがスタートです。
そしたら本当にびっくりするほど成長していきますから!
最後に
そしてもう一つ大切なのは「想像力」だと思います。
先程記述したクレクレ君の要素を見て下さい。
ポイント
何でも教えて欲しいと他者へ依存する人
自分で調べればわかることを調べる前から人に聞きたがる人
何でも無料で与えてもらおうとし、何でも無料で参加しようとする人
教えてもらえないと反発したりクレームをしたりする人
客である自分は大切にされて当然だと思っている
過剰なサポートを要求する
やってもらって当然だと思っている
他人から何か与えられても「なんか違う」「これじゃないのが欲しい」と思う
自分は他人に何もメリットを与えないのに、人からメリットを受けようとする人
人の好意で情報やチャンスを与えてもらってもすぐに否定したり辞める人
自分がこれらを受ける側に回ったとしたらどうでしょうか?
想像してみて下さい!
調べれば分かることを何でも質問してくる人がいたら?
「全て無料で下さい、下さいっ」と言ってきたら?
「大切にされて当然だろ」という態度を取られたら?
過剰なサポートを要求されたとしたら?
親切に対応しているのに「当たり前!」って思われたら?
何かに付けて「助けてくれ」と言われたら?
何かを与えたのに「これじゃない」って言われたら?
↑これきついでしょ?
自分の身になったらよくわかりませんか???
全部笑顔で対応できて、心から何も思わないなんて方見えますでしょうか?
親身になって応えてあげたいと思うでしょうか?
相手の身になって考える想像力・・・。
簡単じゃないけど、こういった想像力がやっぱり必要だと思う。
急には出来ないかもしれないけど、でも意識して変えていかなければ絶対に変わりることはありません!
だから、少しずつ少しずつでいいので成長していきましょう!