こんにちは。MASA(マサ)です。
今回も最新のオファーを検証レビューしていきたいと思います。
僕が気になった案件は・・・安部太登氏の転売自動学習リサーチAI「ATHENA」です。
特定商法取引法に基づく表記
特定商法取引法に基づく表記を探しましたが、安部太登氏の別のオファーより発見いたしましたので記述しておきます。
販売者名 株式会社 e-qu.est(代表:安部眞一郎)
住所 大分県別府市駅前本町1番4号プラザ一番街1F
電話番号 090-9478-4915
Eメールアドレス sin.2016ebay@gmail.com
商品引き渡し方法 専用サイトよりダウンロード
返品・不良品の取扱い
ダウンロードファイルでのお渡しという性質上、返品には対応しておりません。
また、返品(返金)につきまして、お客様都合での受付はできかねます。
表現、及び商品に関する注意書き
本商品に示された表現の再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。
(引用元:file:///C:/Users/vins__000/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/PXXPIQWN/toku.pdf)
安部太登氏プロフィールと過去
安部太登(あべたいと)
1976年生まれ 大分県
某大手企業に20年勤務
お小遣いの3万円を元手に2015年10月よりネットビジネスをはじめる
・スタートから3ヶ月で80万円の売上達成(利益率50%程度)
・2017年10月に副業で月利110万円超えを達成
・2017年11月スクール講師に就任
・2018年3月~次世代型AIツールを某大手企業人工知能プログラマと共同開発
・2018年4月~オンラインビジネススクールA.B.E.C(アベック)立上げ
・2018年11月に20年間務めた会社を退職
・2018年12月株式会社e-qu.est(イークエスト)を立上げ
・2018年年商1億円を達成!
・2019年9月までの在籍生徒数326名と業界で最大規模のオンラインスクールに成長
「副業で経済的自由を掴み取る!」
現在日本経済が停滞する中で、個人でもパソコン一つあれば世界に向けたビジネスを行うことが出来て、経済的な自由も掴み取ることができるという事を多くの会社員の人達に伝えたく、2018年より会社を退職し自ら会社を立上げ現在も多くの生徒を指導しています。
オンラインスクールは今年で二期目を迎え、生徒数も日本最大規模となりスクールの合言葉「みんなで勝つ!」を念頭に日々生徒の育成に注力しております!
上記が安部太登(あべたいと)氏のプロフィールです。
大手企業に20年努めた後に、3万円の元手でネットビジネスを始めたらしいですが、3ヶ月で80万円(純利益40万円程度)に達したと記述されています。
「利益率50%」という文言、そして「経歴」から読み解くと「転売」と推測できます。
正確には「輸入転売」ですね。
未来予想転売 ATOMシステム
調べたところ、安部太登氏は過去に「未来予測転売ATOM君」というツールを今回と同じように「無料オファー」で配っていました。
世界一簡単な収益システム登場
ワンスイッチで月収50万円!
自動学習機能付きフルオート収益AIシステム
未来予想転売 ATOMシステム
利益ザクザクツールトライアル版プレゼント
今回が【転売AIシステム「ATHENA」】で、前回が【「未来予測転売ATOM君」】です。
前回の「未来予測転売ATOM君」は無料登録すると「トライアル版ATOMシステム」がプレゼントされていました。
ATHENAシステム ライト版
利益が出る商品ザクザク抽出ツールプレゼント
メールアドレスを登録して無料でプレゼントを手に入れる。
※登録解除はワンクリックで出来ます。
今回の転売AIシステム「ATHENA」では、「ATHENAシステム ライト版」なるものがプレゼントされます。

EBシステム(イブシステム)
安部太登(あべたいと)氏はそのほかにも「EBシステム」というオファーも行っていることを確認致しました。
・自動学習・自動利益抽出AI
・元リクルートのプログラマと共同開発
・飽和することなくみんなで勝てる仕組み
・個人で稼ぎたい方の救世主的なシステム
・5億円以上を稼がせている本物のAIシステム
・AIが利益の出る商品を勝手に選定し、重複しないように商品管理もしてくれる
こちらも【「未来予測転売ATOM君」】【転売AIシステム「ATHENA」】と同じく「AIシステム搭載」による物販案件となっています。
こちらのEBシステムは、商品のリサーチから出品まで行ってくれるもので
という内容のようです。
転売AIシステム「ATHENA」
転売AIシステム「ATHENA」に戻りますがレターには
【レターに記載されている販売例】
ネックレス→仕入れ価格:17000円。販売価格→281089円。利益264089円
ネックレス→仕入れ価格:21444円。販売価格→281089円。利益259645円
かばん→仕入れ価格:180000円。販売価格→272850円。利益92850円
などなど。
ツールを使用することで「差額のある商品がザクザクと見つかる」との記述がありました。
また
「利用者が増えるほど稼ぎやすくなる」
という文言も記載されており、物販を行っていた僕個人としてもどういった内容なのか個人的にも非常に興味があります。
なぜなら通常は真逆で「利用者が増えるほど稼ぎにくくなる」からです。
僕自身は過去にせどりという物販をやっていたことがあるのですが、こういった商品抽出ツールは昔からたくさんあります。(事実です)
例えば「日本のオークションサイトやebay(イーベイ)などの海外サイトから、アマゾンで販売されている価格よりも安く販売されている商品を見つけ出す」というツールですね。

ですがそれら「価格差抽出ツール」で出てきた商品は、自分だけではなくツールを使用している皆にも同じように表示されるので商品の取り合いになります。
つまり利用者が被るので、商品の取り合いになって飽和してしまう傾向にあるんですね。
今回の転売AIシステム「ATHENA」が、どのような理由で「利用者が増えるほど稼ぎやすくなる」のかはレターを読んだ限り不明ですが、これが文字通り本当のことだったらめちゃくちゃ優れたツールということになりますね。
ただ通常のツールは「利用者が増えるほど稼ぎにくくなる」のが普通なので本当なのかなというのが率直な感想になりますね。
もしかすると「利用者が増えるほど情報を共有できるから」なのかもしれませんし、EBシステムに記述がある通り
上記の理由からなのかもしれません。
いずれにせよ興味深い部分ですね。
「利益が出る商品」≠「売れる」
ただ転売において注意していただきたいのは「利益が出る商品」=「売れる」というわけではないということです。
たとえ価格差があって利益が出る商品であっても、その商品が売れるものでなければ意味はありません。
つまり仕入れる商品は、価格差があり、かつ需要のある商品でなければならないということです。
例えば海外では5万円で販売している商品が、日本では10万円の価値があるとします。
5万円で購入して10万円で売れれば単純な利益は5万円です。(販売手数料・送料など含めると利益はこれより低くなります)
しかし、その商品が売れるのが1年後であればどうでしょうか?
多額の仕入れ資金があれば良いかもしれませんが、小資金で行っている場合、キャッシュが回らずに資金ショートしてしまいます。
さらに売れるのが1年後であれば、1年後も同じ価格で売れるとは限らず値崩れしてしまう危険性も当然高まります。
いくら価格差のある商品を見つけようと、需要があり比較的短期間で売れていく商品でなければ仕入れ対象にはなりません。
この点は、転売において注意してほしいと思います。

ebay輸出転売について
転売自体は、初心者の方でも成果が出しやすくウェブビジネスの入り口としては非常に優れたビジネスモデルだと思います。
僕自身もそこからはじめましたので、それは間違いないかなと思います。
(特別な資格などもいりませんし。※本格的に行うのであれば「古物商許可」は取得しておいたほうが良いです。)
ただ初心者の方でも成果をだしやすいですが、決して「簡単」というわけでは決してなく本気で取り組まないと成果を出すのは非常に厳しいです。
「初心者の方でも成果が出しやすい」=「敷居が低いのでライバルも多い」ということにもなります。
決して「片手間」「楽に」「短時間で」という考えでは厳しいことが予想されますので、そこの認識はきちんと行ったほうが良いでしょう。
また転売で注意しなければならないのは、「仕入れ価格-販売価格」がそのまま利益(純利益)となるわけではないことです。

保管費用・送料・販売手数料・梱包費などの計算もしっかりとしないといけないです。
例えばebayの場合ですと、
ebay手数料(約10%)
PAYPAL手数料(約5%)
送料
などなどが経費として必要になってきます。
また転売の場合は、
・競合との仕入れ競争
・競合との価格競争
・ある程度の仕入れ資金
これらが必須になってくるかなと思います。とくに仕入れ資金は必要です。
例えば通常、転売ビジネスの利益率は良くて30%です。
30万円の利益を出そうとするのであれば、仕入れ資金は100万円程度必要になってきます。
まとまった仕入れ資金がない方はやはりその分薄利になる傾向がありますし、仕入れる商品対象も「価格差があり、かつ比較的短期で売り抜けることができる需要のある商品でなければならない」ことになるかと思います。(じゃないと資金ショートしますので)
この辺もきちんと頭に入れておきましょう。

税金を納めなければならないことも忘れてはならない
そしてこれらに加え当然ですが、確定申告を行って出た利益に対して税金を納めなければなりません。

ここは「知っていて当然の知識」みたいになっていて、わざわざ教えてくれるところ少ないですのでちゃんと把握しておきましょう。
知識なくどんぶり勘定でビジネスを行っていると、当然ビジネスがうまくいくわけがないですし確定申告のときにあたふたすることになりますので必ず知識はつけておきましょう。
ちなみに「仕入れ」は商品が売れたら費用にすることができますが、売れなければ「商品」という資産となり費用計上することが出来ません。

バックエンド商品
転売AIシステム「ATHENA」に戻りますが、無料オファー後には「358,000円」というバックエンド商品(スクール費)が用意されているようです。
クレジットカード一括(358000円)
銀行振込一括払い(358000円)
月々16.583円、1日あたり552円でスクールに参加していただくことが出来ます。
バックエンド商品を購入されるかどうかは、十分に考えて判断されることをオススメします。
最後に
転売商材はたくさんこの世にあります。
・無在庫転売
・輸入・輸出転売
・Amazon転売・フリマ転売
そしてそれらに付随したツールもたくさん出回っています。
ツール自体は優秀なものもたくさんありますし、また逆もしかりです。
ですのでしっかりと情報を精査した上で見極めて導入されることをオススメ致します。
それでは。