こんにちは。
ここ最近、過ごしやすい季節になってきましたね~。
暖房器具も冷房器具も使わないこの季節が一番好きです。
しかし、その先には梅雨と真夏が待っているんですが・・・。
こないで・・・
突然の収益停止メール
さてそんな好きな季節に、少し嫌な話をしなければならなくなりました。
実は2019年に入ってからYouTubeの審査基準も厳しくなってきていて今まで収益化出来ていたチャンネルも突然、収益無効化になったという報告がここ最近になって多発しています。
僕もほぼほったらかしで更新してなかったテキスト系チャンネルが1つ収益無効化を受けてました。
するとこんなメールを受け取ることになります↓
要約すると
『あんたのチャンネルは、YouTubeの望む基準に達してねーから、収益停止な!』
『でも一応30日後に再審査してやるから、価値の有る動画を投稿しとけよ。』
という少しツンデレな文章です。苦笑
AIトークやテキスト動画
冗談はさておいて、この突然やってくる収益停止ですが、特にAIトークを使用した動画や、テキスト系動画に多いです。
ゆっくり解説
AIトークは特にゆっくり系の動画ですね。
ゆっくり系動画というのは「棒読みちゃん」と呼ばれる音声合成ソフトを使用してナレーションを付けているもののことです。
動画の内容が、こだわって作成したオリジナルであろうと収益無効化を受けてしまっている状態です。
テキスト系動画
次にテキスト系動画です。
テキスト系動画は、YouTubeアフィリエイトの定番中の定番ですね。
YouTubeアフィリエイト実践者の中では、このテキスト系動画で稼いでいる人が圧倒的に多いんじゃないかなと感じます。
スカッとする話、雑学、芸能、恋愛、などなど多くのジャンルで人気となっております。
なぜならやはり、作成するのが初心者でも簡単であり、再生数も労力以上に期待できるからです。
ですが残念ながら・・・こちらもYouTubeの規制の対象となってきており、多くの人がこの2019年に入ってから収益無効化を受けてしまっている状態です。
基本的に収益化停止されると、YouTubeから停止された大まかな理由というのがこの赤枠部分に表示されるようになっています。
そしてテキスト系で収益を停止させられる原因でダントツに多いのが『繰り返しの多いコンテンツ』となります。
その下に『教育的または何の価値もない視聴回数を増やすだけが目的の大量生産コンテンツ』と書かれています。
YouTubeにとって繰り返しが多く、価値がない動画というのはどういうものなんでしょうか?
うんうん。なるほど。
改めて読むと、非常にわかりやすいです。
第三者のコンテンツを寄せ集めただけのもの
そこに一切の変更や最小限の変更しか加えられていないもの
ただ繰り返されるだけのもの
合成音声がよみあげたもの
つまり文字だけで編集しているテキスト系動画の多くこのあたりに抵触していて『YouTubeから見たら価値がないコンテンツ』というふうに判断されてるわけですね。
いやいや・・・チョット待ってくれよ!
それでも俺の動画は『再生回数が多い』し『グッド評価が多く視聴者からの評価が良い』し『コメントが沢山入っている』ぞ!
などと思っても・・・YouTubeはそこを評価してくれません。
動画の評価や内容、再生数など関係ありません。
ただ文字が流れるテキスト動画に対して『価値がないコンテンツ』というふうに、判断されているのが現状です。
そしていま収益化出来ているチャンネルでも、いずれあのツンデレな無効化メールが届く可能性が非常に高いです。
特に背景の切り替わりが少ないもの、完全コピペ、というのは、そのうち収益停止になるということを今のうちから覚悟したほうが良いですね。
そして『背景もきちんと切り替えている』『きちんとリライトしている』『オリジナル』であっても、テキスト系動画であれば収益停止になる可能性は高く、こちらもある程度の覚悟をしておかなければいけません。
ただ文字を表示させるだけのテキスト系チャンネルではこの先、生き残るのは間違いなく非常に厳しい時代になったと言えます。
YouTubeに異議申し立てしても無駄
この収益停止に異議申し立てを送った方もいるみたいなんですが、結果としてはこのような返答が返ってくるみたいです。
「どんな理由があったとしても、収益化停止の制裁を受けると30日間は再審査は行えない。」
理不尽であろうと、文句があろうと、どれだけ正当性を訴えようと、YouTubeとしては明確な理由は答えられないし、文句があるなら再審査を受けてください!
ってことです。
強い・・・。
絶望する必要はない
ただ幸いなことは、収益停止を受けたとしても絶望する必要はないということ。
もちろん今まで発生していた収益が無くなるので、終わったなと感じる方も多いと思いますが、
『30日後に再審査してもらえる』ということと『アドセンス自体は残っている』っということです。
『30日後に再審査してもらえる』
メールにも記載されていたとおり収益停止を受けて「はいじゃあ終わり」ではなくて、30日後に再審査してもらえます。
もちろん30日後に必ず復活するわけじゃないです。
何も手を付け加えないで30日後に再審査を受けても通る可能性は当然ほぼ0です。
チャンネルの動画の方向性をきちんと考える必要があります。
テキスト動画→オリジナルの撮影系に変更
などですね。
オリジナルの撮影系なんか出来ないよという方は、オリジナル以外でYouTubeで生き残っている人がどんな動画を作成しているのかをリサーチしてみるというのが大切になってきます。
『アドセンス自体は残っている』
今までは収益停止=アドセンスアカウントを停止・剥奪させられるという状態でした。
アドセンスアカウントを停止させられると、新たにYouTubeでチャンネルを作成しても、YouTubeでの収益化自体が事実上永遠に出来ないということになります。
正直コレはすっごく厳しい・・・。
でも今回の収益停止というのは該当するチャンネルでの収益化は停止するんですが、アドセンスアカウント自体は機能している状態です。
なので、新しいチャンネルを作成しても、そのチャンネルで※収益化はできることになります。
(※チャンネル登録者1000人以上、過去一年の総再生時間が4000以上、そして審査に通過することが必要です。)
アドセンスアカウント停止→収益化自体が事実上永遠に出来ない
収益停止→アドセンスアカウントは残っているので、収益化はできる。
この違いは非常に大きなことですよね。
最後に
今までテキスト動画で頑張られてきた方には、非常に厳しい時代に突入しました。
未来を考えれば、テキスト動画を作成するのではなく、きちんと考えて、そして少し手間を掛けてでも付加価値を付けたものを作成しなければならなくなりました。
オリジナルの撮影系ができるのであれば、そちらがやはりベストの選択肢になってくるでしょう。
オリジナルの撮影系以外であれば、きちんとリサーチしてYouTubeで生き残っている人がどんな動画を作成しているのかをまず見て、そこから何をしていくべきなのか、どうすればよいのか、考えてみる必要があります。
今回のことで「YouTube終わった」と考える人もいるでしょう。
「YouTube終わった」と考える人はいつもいるんですけどね。苦笑
実際「めんどくさいことになったなぁ」と思っている人が大半で、辞めていく人も多いです。
でも、辞めていく人が多い=その分チャンスなんですよ。
以前、ビジネスで知り合った方に「実践する人が少なくなったからこそ、俺はあえてそこで頑張るんだ」って人がいました。
こう考えられる人は、マイノリティーだと思いますが、やはり強いですね。
「終わった」と思えば終わりますし、「終わってない」と思えば終わりません。
本当に自分次第だと思います。
それではこのへんで!