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【簡単】FX自動売買EAとMAMの違い・メリット・デメリットを徹底解説。

こんにちは。

 

自動売買の世界には現在大きく分けて2つの取引方法があります。

  1. FX自動売買システム(EA)
  2. MAM(Multi Account Manager)

 

今回の記事では「FX自動売買EA」と「MAM」の違い・そもそもどういったものなのか・それぞれのメリットやデメリットについて解説していきます。

 

「FX自動売買とMAMどっちが良いのかわからない」という方はぜひご覧いただければと思います。

 

まずは自動売買システムとMAMはなんなのか?ということについて説明していきます。

 

FX自動売買EA

FX自動売買EAは、パソコンやVPSの中に自動売買システムを導入して、パソコン内で運用したり管理をしてオンオフをしていくシステムになります。

 

ですのでそもそもFX自動売買EAを稼働させるには

  • パソコン
  • VPS

のどちらかが必ず必要になってきます。

 

VPSでの稼働が一般的ですので、もしFX自動売買EAを使用される場合は「お名前ドットコム」や「エイブルネット」などのVPSを使用するようにしてください。(どちらも使用したことがありますが、個人的にオススメなのは動作が安定している「エイブルネット」です。)

なぜVPSが必要なのかはこちらの記事で解説しておりますので御覧ください!

FXで使用する『VPS』とは何?そのメリットを分かりやすく解説!

続きを見る

 

オススメのVPS「エイブルネット」の契約方法や自動売買の設置方法はこちらをご覧ください!

【2022年最新版】ABLENET(エイブルネット)VPSの契約方法を徹底解説【FX自動売買】

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FX自動売買EAは、システムの導入さえ終わればFXの取引自体を人に変わってシステムが自動で行ってくれます。

 

文字通り「自動」なのですが、ほったらかしの完全自動ではありません。

 

例えば重要な「経済指標」「要人発言」などがある際には荒れる危険性があるので手動にてシステムをオンオフする必要などがあります。

「経済指標」「要人発言」についてはこちらで解説しています!

経済指標でFX自動売買EAは停めるべき?経済指標・要人発言とEA運用の考え方!

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自動売買のオン・オフというのは例えばスイッチをオンにすると「取引ができますよ」っというモードになります。

 

あとはエントリーポイントが来たらそこでエントリーされてここで決済してっていうのを自動的にやってくれます。

 

逆にシステムをオフにしておけば「もう取引はしないですよ」っていうモードになります。

 

そういったスイッチのオンオフを切り替えて行う必要があります。(必須ではありませんが行ったほうがリスクを減らせます)

 

また含み損などが溜まり証拠金維持率が保てなくなってきた場合などにおこなう「損切り」、そのほか「取引ロット数の設定」(こちらは自動売買によって推奨設定値などがあります)なども自分で行う必要があります。

 

ここまでをまとめるとこんな感じですね!

 

FX自動売買EAまとめ

  • システムの導入さえ終わればFXの取引自体を人に変わってシステムが自動で行ってくれる
  • ほったらかしの完全自動ではない。
  • 手動にてシステムをオンオフする必要などがある
  • 「損切り」判断なども自分で行う必要がある

 

下記記事では「FX自動売買EAの始め方」を徹底解説しています。

【初心者】FX自動売買(EA)の始め方を徹底解説!便利なアプリやサイトも紹介!

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MAM(Multi Account Manager)

MAMというのは簡単に説明すると、自分の資金をFX口座に入金し、他のトレーダーにFXの運用をしてもらうという運用手法のことを指します。

 

MAMでは上記画像のように親アカウントが行ったトレード内容が、自動的に子アカウント(図ではA・B・C・D・E)に反映されます。

 

MAMについてはこちらの記事で詳しくより解説しています。

【FX】MAM・PAMMの意味や自動売買EAとの違い・メリットデメリットを解説

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FXの取引は親アカウントが自動的におこなってくれますし、FX自動売買システムでは必要だった「自動売買のオン・オフ」「損切り」などの判断もすべて親アカウントが行うため(それが自動的に子アカウントに反映される)、子アカウント側はそれらを行う必要がなく、文字通り「放ったらかしで運用」することができます。

 

MAMでは基本的に、子アカウント側は何もする必要がありません。(逆に言えば何もできない)

 

MAMの他にも「PAMM」や「LAMM」など種類があり、また運用方法も親トレーダーが完全裁量で行うタイプのものや、自動売買システムを親トレーダーが管理するタイプ、半分自動売買・半分裁量など運用方法にもタイプがあります。

MAMについてはこちらの記事で詳しくより解説しています。

【FX】MAM・PAMMの意味や自動売買EAとの違い・メリットデメリットを解説

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さらにMAMの場合は、証券会社の口座開設さえできれば親アカウントと連携することができるのでスマホがあれば運用可能で、FX自動売買EAでは必要だった「パソコン」「VPS」は基本的に必要ありません。

 

ここまでをまとめるとこんな感じですね!

 

MAMまとめ

  • 他のトレーダー(親アカウント)にFXの運用をしてもらうという運用手法
  • 証券会社の口座に資金を入れたらあとはほったらかしの完全自動。
  • スマホがあれば運用可能(「パソコン」「VPS」は基本的に必要なし)

 

FX自動売買EAとMAMの基本的な説明を行いましたが、ここまで見ると「自動売買よりMAMの方が楽だし良いじゃん!」と感じた方が見えると思いますが一概にはそうは言えません。

 

FX自動売買EA・MAMともに当然メリット・デメリットが存在しています。

 

続いてはFX自動売買EA・MAMのメリット・デメリットを解説していきます。

 

メリット・デメリットをきちんと把握して自動売買システムが良いのか、MAMが良いのか選んでみると良いのかなと思います。

 

FX自動売買EAのメリット

FX自動売買EAのメリットは、「取引ロット数」「損切り判断」「システムのオンオフ判断」など自分自身である程度、管理やコントロールができるということです。

 

「重要度が高い経済指標があるから自動売買を停止させよう」「ここで損切りしよう」とか、取引に関与できないMAMに比べると自由度が高いです。

 

また自分でシステムのオンオフや損切り、資金管理などを行っていくのでFX自動売買に必要な知識が付いていきます。

 

ですので使えば使うほど自動売買自体の使い方などをマスターしてくるので、FXに対する自信も実力も備わってきます

 

そしてFX自動売買EAは5~10万円程度の小資金でもスタートすることができる(自動売買によります)ものがほとんどなので、資金が少ない方でも気軽に始めることができるのも非常に大きなメリットとなります。

 

FXの醍醐味は少ない資金から大きなリターンを得ることができる点(株などでは不可能です)ですので、そういった意味では非常に大きなメリットかなと思います。

 

FX自動売買EAのデメリット

FX自動売買EAのデメリットは、自分自身の判断で「システムのオンオフ」や「損切り」などある程度管理をしないといけないということです。

 

そのためには自動売買EAの使い方を勉強・把握していく必要があります。

 

また損切り判断などは正解がなくとても難しいものなのでMAMに比べるとハードルは上がってきます。

 

さらにVPSでFX自動売買EAを稼働させる場合は、毎月1500~2000円ほどのVPS代金が必要になってくる点もデメリットと呼べるでしょう。(ただし確定申告の際に経費で計上することができます)

 

MAMのメリット

MAMのメリットは、なんと言っても何もする必要がないので「完全自動の放ったらかしが可能」「FXの知識も不要」「FXの知識あろうとなかろうと皆平等に結果が出る」ということです。

 

口座に資金を預けさえすればあとは完全に親トレーダーにお任せですので、「忙しい・時間がない」「そもそもFXが分からない・知識がない」という方でもほったらかしで運用することができます。

 

MAMの場合は自身でできることと言えば、トレード内容やトレードの結果を見ることだけです。

 

それ以外は「増資するかしないか」「撤退するかしないか」などの判断だけで他は何もする必要がありません。

 

ですのでMAMのメリットとしては、「知識がなくてもできるし管理が非常に楽」ということですね!

 

またMAMの場合は、証券会社の口座開設さえできれば親アカウントと連携することができるのでスマホがあれば運用可能です。

 

FX自動売買EAで必要だったVPSなどはMAMの場合は必要なく、運用開始もスマホ一台でできるので非常に楽であり、かつVPS代金が必要ないという点もメリットと呼べます。

 

MAMのデメリット

MAMのデメリットは、完全に親トレーダーにおまかせなので自身では取引に一切介入することができないという点です。

 

「自分だったらここでポジションを持たないな」「自分だったらここで損切りするな」「ロット数をもう少し落としたいな」たとえこのように思ったとしても、基本的には完全に親トレーダーにおまかせなのでトレードに手出しすることができません。

 

先程も記述しましたが、MAMの場合は自身でできることは反映されたトレード内容やトレードの結果を見ることだけです。(あとは資金を増資するなどの判断のみ)

 

良い意味でも悪い意味でも親トレーダーのトレードに従うしかないので、親トレーダーがある程度優秀でないと満足行く結果が出ない・最悪資金が溶けるということもあります。

 

ですのでMAMを使用する場合は、親トレーダーが本当に優秀なのか?ということを見極めていく必要があります。

 

そしてMAMの場合は「最低20万円~」というサービスがほとんどです。最低5~10万円で始められるFX自動売買システムに比べるとある程度の投資資金が必要になってきます。

 

またFX自動売買EAの場合は利益が出た場合はすべて自分の利益とすることができますが、MAMなどの場合は利益が出た場合「利益の中から20~40%程度(使用するサービスによって比率は違います)親トレーダーに手数料を支払う(自動的に支払われます)必要がある」サービスがほとんどです。

 

利益が出た場合のみ手数料が引かれるので実質リスクは無いのですが、やはり手数料によって利益が減ってしまうという点はデメリットとなりますのでしっかりと理解しておきましょう。

 

MAMについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。

【FX】MAM・PAMMの意味や自動売買EAとの違い・メリットデメリットを解説

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まとめ

以上、「FX自動売買EA」と「MAM」の違い・そもそもどういったものなのか・それぞれのメリットやデメリットでした。

 

まとめますと以下のようになります。

FX自動売買EAに向いている人

  • ある程度時間がある方
  • FXの知識を付けていきたい・またはある方
  • 自分で管理していきたい方
  • 5~10万円程度の小資金から始めたい方

 

MAMに向いている人

  • 時間がない方
  • スマホは持っているが、パソコンを持っていない方
  • 自動売買システムの操作が覚えられない・覚えるのがめんどくさい・自信がない
  • FXのスキルが無い方
  • 完全自動・すべておまかせが良い

 

どんなシステムやどんな自動売買EAでもやはり一長一短です。

 

どちらにもメリット・デメリットが存在しています。(これはどんなものでも存在します)

 

自分の状況次第で「どっちらがいいのか」を選択してみてください!

 

オススメとしては慣れてきたら1つのシステムに依存するのではなく、いろんなタイプのFX自動売買EA・MAMなどを使用してポートフォリオを組んでいくことをオススメします。(初めは1つのシステムからで良いです)

 

たまに「この1つのシステムにに人生かけます!!うおぉぉぉぉぉぉ!!」みたいな方が見えるのですが、投資はそういったものではないですし、正直1つのシステムに依存するのはオススメはしません。

 

なぜなら1つのシステムに依存してしまうと、1つのシステムと心中することになるからです。

 

そうではなくいくつかに分散しておけば1つのシステムが仮に調子が悪くコケた場合でも、他のシステムでカバーすることができるのです。

 

ですのでタイプの違うシステム・MAMを使ったポートフォリオを組んでリスク分散をおこなっていくことは非常に重要です。(上級者の方はポートフォリオをきちんと組んでいます)

 

1つの自動売買EA・MAMに固執するのではなく、柔軟に考えていくことをオススメします!

 

それでは。

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記事を最後までご覧いただきありがとうございました。

今後も価値ある情報を提供していきますので楽しみにしていてくださいね!

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