こんにちは。MASAです。
今回は、次世代型AIシステム『アルドノアシステム』の内容についてレビューしていきたいと思います。
『アルドノアシステム』って何?
『アルドノアシステム』概要
想定月利 | 20% |
通貨ペア | 2通貨(EUR/USD、USD/JPY) |
証券会社 | CFX |
レバレッジ | 1000倍 |
参加費 | 無料(証拠金として最低50万円必要) |
『アルドノアシステム』は、MAM取引ですね。
MAM取引というのは、簡単に説明すると「主となるトレーダーが取引を行って、それが顧客の口座にも反映される」という形態のことです。
(MAMイメージ図)
MAMの利用者(顧客)は、取引に関与することができませんので、ユーザーが行うのは「指定された証券会社の口座開設」と「日々のトレードのチェック」だけです。
あとは「トレード」「損切り判断」などは全て主となるトレーダーが行います。(その取引が自動でMAMの利用者(顧客)にも反映されます)
MAM取引はFX自動売買と同じで自動で取引してくれるので近年非常に人気の高い取引形態となっています。
FX自動売買とMAM取引の主な違い
- 自動売買・・・VPSが必要。システムが自動で取引。「損切り判断」などそれなりに自身で管理する必要あり。
- MAM・・・VPSが不要。運用は全ておまかせ。「損切り判断」なども必要なし。やることは口座開設を行って取引画面を眺めるくらい。
『アルドノアシステム』の特徴
複利での運用を推奨
参加費用は無料だけど取引手数料が必要
『アルドノアシステム』は、参加は無料となりますが、取引手数料として利益から手数料の30%が必要となります。
この手数料は3ヵ月に1度、証券会社の口座から自動的に引かれることになります。
ただし3ヶ月トータルでマイナスになった場合、手数料は発生しないとのことでした。
大多数のMAMサービス同じような制度を採用していますので特に言及することはないのですが、出た利益全てが手元に入るわけではなく30%引かれるというのは覚えておきましょう。
『アルドノアシステム』の実績
『アルドノアシステム』の実績としては下記の通りとなっています
アルドノアシステム月利
- 2020年12月 月利36%(369,734円)
- 2021年1月 月利36%(363,871円)
- 2021年2月 月利22%(221,349円)
- 2021年3月 月利27%(276,544円)
- 2021年5月 月利51%(約517,370円)←5/10より実際に運用スタート
- 2021年6月 月利55%(約554,140円)
- 2021年7月 月利29%(約294,360円)

記載されている数字だけみると、非常に優秀な成績と言えますが「含み損をどれだけ抱えたのか」「最大ドローダウンはどれだけなのか」不透明ですので、実際に稼働してみないと本当の実力は分からないかと思います。
例えば100万円の証拠金で20万円の利益(月利20%)を達成したとしても、「含み損」は20万円以上抱えている場合もありますので、これだけみて「良い」「悪い」の評価はできないです。

『アルドノアシステム』の気になる点
『アルドノアシステム』気になる点①最低証拠金は50万円から
『アルドノアシステム』は、最低証拠金として50万円が必要となります。

50万円で0.01ロットを推奨しています。
かなり安全な設定値ですので、いきなり大きいロットでロスカット、、、なんてことは起きえないのです!
と『アルドノアシステム』を紹介している記事には記載されていました。
確かに50万円で0.01ロットですので安全性は上がりますが、証拠金を余分に入れて最低ロットで稼働させれば、どのシステムであっても「安全な設定値」と呼べるかなと思います。

『アルドノアシステム』気になる点②CFXと呼ばれる海外証券会社が怪しい
今回『アルドノアシステム』でまず気になった点は「証券会社」になります。
『アルドノアシステム』はCFXMarketと呼ばれる海外証券会社を採用しているのですが、あまり聞いたことがない証券会社かなと思います。
後述しますが、MAM取引において証券会社は非常に重要なファクターの1つです。
自分のお金を預ける場所ですので「信頼できる証券会社であること」が非常に大切になってきます。

CFXMarketという証券会社は私自身もあまり聞いたことがなかったので、調べてみることにしました。
世界最大級のFX掲示板「FOREX PEACE ARMY」で調べてみた!
海外FX業者を使用する場合は、世界最大級のFX掲示板である「FOREX PEACE ARMY」にて検索して証券会社の評価を確認しておくことが非常に大切です。
「FOREX PEACE ARMY」では、星の数で評価の良し悪しを判断する基準ですが、口コミサイトの特性上、どうしてもマイナスな口コミや言いがかりに近いような不平不満や的はずれな批判も多くなる傾向にあるので、星3つ以上あれば十分優秀なFX業者だと言えると言われています。
例えば海外FX業者であれば一番有名といっても過言ではない「XM」の場合は下記のような評価になっています。
星の数は「3.062」で、星3つ以上の評価を得ていますので優良な業者と呼べる評価を得ているのが分かります。
ちなみ下記画像のように、「SCAM(詐欺・悪徳商法)」という表示がされたら「悪質な業者として認定されている」という意味ですので、この表示が出た場合は絶対に使用しないようにしましょう。

それでは今回、アルドノアシステムが使用している証券会社「CFXMarket」をこちらの「FOREX PEACE ARMY」にて調べていきたいと思います。
CFXMarketと打ち込んで検索してみると・・・
評価が2021年8月24日の時点で0となっていますね。
つまり世界最大級のFX掲示板にてまったく評価が書き込まれていないということですのでCFXMarketの認知度は非常に低い証券会社と呼べますね。

無名な証券会社は使用しないほうが良い
(引用元:https://fx-expertner.com/hyoban-review/6454/#comment-3032)
海外証券会社を使用する場合は、基本的にマイナーな証券会社は使用しないほうが良いです。
マイナーな証券会社はそもそも情報量が非常に少なく、なにかトラブルが起こった際でもなんの保証も期待することが出来ません。
保証も担保されないような証券会社に、自分のお金を預けることは無謀と言っても良いと思います。
海外証券会社を使用する場合は、
ココがポイント
- ちゃんとした金融ライセンスを保持しているか?
- 調べれば情報が出てくるかどうか?マイナーじゃないか?
- 過去に何かしらのトラブルを起こしていないか?
このへんをチェックするようにしましょう。
CFXで出金拒否発生?金融ライセンスなし?
CFXが出金拒否発生していますが、オーナーの情報を抑えています。とりあえず海外にも逃げる事はできません。彼らは二度と銀行口座も作れないでしょう。#CFX出金拒否 #投資詐欺
— 「FX業者の裏側と真実」金融のプロが語るか【非営利】 (@compfxinfo) October 19, 2020
TwitterではCFXが出金拒否しているとの情報もありました。
また金融ライセンスも所持しているか確認することもできていませんし、『A-book』という紹介がされていますが、本当は『b-book』の可能性もあります。

『アルドノアシステム』気になる点③サービスのパクリを運営が認めている
『アルドノアシステム』は、「BEAST」というFX自動売買の規約をまるごとパクったという経緯があります。
左が「BEAST」、右が「アルドノアシステム」の規約
結果的に『アルドノアシステム』は規約を盗作したことを正式に認め、盗作元の「BEAST」運営に謝罪を行いました。
利用規約は非常に重要な文章となりますが、その内容を丸パクリしていたわけですので、信頼性は著しく低くなってしまいましたね。
『アルドノアシステム』気になる点④誰がトレードしているのか不明
『アルドノアシステム』はMAMシステムです。
MAM取引においてトレードを行うのはトレーダーになりますので、トレーダー情報は非常に重要な判断基準となります。
アルドノアシステムは、トレーダーの詳細・実績などは公表されていません。
重要な資金を「誰が」「どんな実績で」「どの様に」運用していくのかが全く見えてこないので非常にネックな点になってくるかなと思います。

『アルドノアシステム』の評判
『アルドノアシステム』の評判をTwitterで見てみましたが、まともなのは2件ほどしかヒットしませんでした。
アルドノアシステム
証券会社怖いから低資金運用中
トレード量の割に薄利だが安定してる。
MAMはトレビューに限る#FX自動売買 #アルドノア#MAM#ユロドル pic.twitter.com/uKU69USVgl
— ラコスケ社長@FX大好き (@rakurakumoney09) August 9, 2021

ベストアドタイム
ゼロワーキン
シンデレラビヨンド
ガイアシステム
アルドノアシステム
Styles スタイルス
ビジネスナビ
グランドミリオン
らくらくミリオン
Fit副業
— アンサー詐欺スクープ (@baDfADUV2mPDtVD) August 21, 2021

『アルドノアシステム』まとめ
というで今回は『アルドノアシステム』をレビューしました。
「マイナーな証券会社」であることが不安であり、「利用規約を盗作していた」という事実もありますのでそこをどう捉えるかですね。

それでは!