今回は『ABLENET(エイブルネット)VPSの再起動方法』を解説していきます。
- VPSの再起動ってなんで必要なの?
- なにか注意点はある?
- ポジションを持っていても再起動させていいの?
本記事では上記の疑問点も同時に解説していきます。
VPSを再起動させる理由
FX自動売買をVPSで稼働させている場合、FXマーケットが閉じた土曜日、日曜日にVPSを再起動させておくことをオススメします。
なぜならVPSを再起動せずにずっと稼働させた状態でいると、VPSの動作が重くなったり不安定になってくるからです。
ですので1週間に一度、FXマーケットが閉じている土曜日、日曜日の間に再起動を行ってVPSのメンテナンスしておきましょう。
再起動することで安定した動作を確保することができます。
再起動する場合の注意点
再起動する場合の注意点を解説していきます。
再起動する場合の注意点は以下の3つです。
注意
再起動する場合、必ずFXマーケットが閉じる土曜日・日曜日のどちらかに行いましょう。
再起動する前に「パラメーター設定」や「チャート設定」などを取引通貨ごとに保存しておきましょう。
再起動後は「パラメーター設定」や「チャート設定」などが間違っていないか確認しましょう。
順に説明していきます。
再起動は必ずFXマーケットが閉じる土曜日・日曜日のどちらかに行う。
VPSを再起動する場合、FXマーケットが閉じている土曜日・日曜日に行うようにしてください。
マーケットが開いている週の途中で行うのは、自動売買の取引に影響を及ぼす場合があるので危険です。
必ず取引が止まっている土曜日・日曜日に行いましょう。
再起動する前に「パラメーター設定」や「チャート設定」などを取引通貨ごとに保存する。
再起動する前に「パラメーター設定」や「チャート設定」などを取引通貨ごとに保存しておきましょう。
設定を保存しておくことで、万が一、再起動後に設定がおかしくなっていたときに安心して元の設定に戻すことができます。
ですので稼働させている通貨ごとに必ず保存を行っておきましょう。
再起動後、「パラメーター設定」や「チャート設定」などが間違っていないか確認する。
再起動したら「パラメーター設定」や「チャート設定」などの設定に間違いがないか確認しておきましょう。
例えば「ロット数」の設定が間違っていた場合、おもわぬ損失を出してしまう恐れがあります。
ですので、必ず設定が合っているか取引通貨ごとに確認しておきましょう。
以上が再起動の際の注意点となります。
本記事では注意点も踏まえて解説していきますので手順通りに行ってください!
次に
- ポジションを持っている場合
- ポジションを持っていない場合
の説明をしておきます。
ポジションとは・・・通貨を買っている状態、または売っている状態など、保有している状態のことを「ポジション」と呼びます。
ポジションを持っていない場合
売りポジション・買いポジションのどちらも持っていない場合は、特に何も気にすることはありません。
順番通りに進めていけばOKです。
ポジションを持っている場合
売りポジション・買いポジションを持っている場合も、順番通り再起動を行えば大丈夫です。
ただし、EAのロジックによってはまれに不具合などが起こる場合があるので、気になる方は提供者や販売者に確認しておきましょう。
(ちなみに私達が提供しているEAは再起動しても大丈夫です)
特に問題がなければ順番通りに進めていけばOKです。
VPSの再起動前に「パラメーター」と「チャート」を保存するところから始めていきましょう。

VPS再起動事前準備①:「パラメーター入力」の設定を保存しておこう!
まずは「パラメーター入力」の設定を保存していきます。
「パラメーター入力」の設定を保存する方法
step
1「パラメーターの入力」の「保存」をクリック
チャート右上の「顔マーク」をダブルクリックし「パラメーターの入力」の「保存」をクリックします。
step
2ファイル名を決めて保存
設定の保存先フォルダ名は「Presets」にします。
デフォルトで「Presets」になっていると思いますが確認しておきましょう。
ファイル名を任意で決めたら、最後に「保存」をクリックします。
これで設定の保存は完了です。
稼働させている通貨ごとに行っておきましょう。
「パラメーター入力」の設定を読み込みさせる方法
VPSを再起動して、パラメーターの数値設定などが正しくない場合は保存した設定を反映させていけばOKです。
step
1「読み込み」をクリック
「パラメーターの入力」から「読み込み」をクリックします。
step
2ファイルを選択し「開く」
保存したファイルを選択し「開く」をクリックします。
step
3「OK」を押して終了
これで保存していた設定が読み込まれました。「OK」を押して終了です。
VPS再起動事前準備②:「チャートの保存」を行っておこう!
次に「チャートも保存」を行っていきます。
「チャートの保存」を行う方法
step
1「定型として保存」をクリック
①チャート上で右クリック➡②「定型チャート」➡③「定型として保存」の順にクリック。
step
2「保存」をクリック
ファイル名を任意で決めたら「保存」をクリックします。
これでチャートの保存は完了です。
稼働させている通貨ごとに行っておきましょう。
「チャートの保存」を反映させる方法
VPSを再起動して、チャートの設定が正しくない場合は保存した設定を反映させていけばOKです。
step
1「読み込み」をクリック
①チャート上で右クリック➡②「定型チャート」➡③「読み込み」の順にクリックします。
step
2「開く」をクリック
保存したファイルを選択し「開く」をクリックします。
これで事前準備は万端です!
ABLENET(エイブルネット)VPSの再起動方法

step
1自動売買を停止にする
まずは自動売買を「停止」にしておきましょう。
step
2MT4を閉じる
MT4を「×」で閉じます。
step
3VPSを閉じる
VPSも「×」で閉じておきましょう。
step
4VPSの管理パネルにアクセスする
次にVPSの管理パネルにログインしてVPSを「停止」➡「再起動」させていきます。
ABLENET(エイブルネット)で契約している場合、「[ABLENET:VPS] VPS(Winプラン)設定完了通知/試用について」というメールが届いています。
そこに記載されている「ABLEパネルのURL」をクリックします。
step
5ABLEパネルにログインする
メールに記載されている「ABLEパネルID」と「初期パスワード」入力し「ログイン」しましょう。
step
6「赤枠部分」をクリック
パネルにログインしたら「赤枠部分」をクリックします。
step
7「電源OFF」にする
VPS管理画面に移行するので「電源OFF」をクリックします。
step
8「実行OK」をクリック
「実行OK」をクリックします。
step
9「電源ON」にする
電源がOFFになったら「電源ON」をクリックします。
step
10再起動完了
これで電源がONになり再起動が完了です。
step
11VPSに接続する
再度、VPSに接続してください。
step
12MT4を開く
VPSに接続したらMT4を開きます。
step
13設定をチェックする
MT4を開いたら「設定」が間違っていないか確認しておきましょう。
※設定が狂っていた場合は、冒頭で解説している「VPS再起動事前準備①と②」で説明した操作をしてください。
step
14自動売買を「稼働」に戻す
設定が間違っていないのを確認したら自動売買を「稼働」に戻します。
step
15設定完了
顔マークが笑っていれば完了です。

最後に
今回は『ABLENET(エイブルネット)VPSの再起動方法』を解説しました。
初めてVPSの再起動を行う場合、難しく感じたり、不安を感じたり、少し緊張したりするかもしれませんが、1度経験してしまえばなんてことはありません。
VPSの再起動は安定した動作を確保するためにも、できれば1週間に1回、少なくとも2週間に1回は行うようにしましょう。
その際、必ず注意点を守るようにしてください。
それでは。