こんにちは。
昨日はあの大地震・東日本大震災から5年たった日でしたね。
昨日、ヤフーニュースで震災関係のニュースを見ていたんですが、悲しみを抱えながら生きている人、ずっと苦しみを抱えている人、そんななかでも前向きに生きようとする人、いろんな人がいてどの記事もすごく考えさせられました。
僕らは大事な人達とは見えない何かでつながっているんだと思っています。
大事な人の体調や調子が悪ければ、すごく心配になって悲しい気持ちになるし、逆に嬉しい事や楽しいことがあると、こっちまで気分が良くなるし、家族の誰かに苦難や悲惨なことがあったら、自分が絶好調で全てがうまくいってても手放しで喜べるなんてことはきっとないんじゃないかなと思います。
そんな大切で大事な家族や仲間をすべて失った方々の苦悩や痛みというものは、想像を絶するものだと思います。
恥ずかしながら当時の僕は、新聞やニュースを見ていて、あまりにも大勢の方が犠牲になったので、数字を見てもあまりピンとこなかったんですよね。
2万人と聞かされても、漠然と「凄いことなんだな」と思っていた記憶があるんですが、後にビートたけしさんがこう言っていたのを見てハッっとさせられました。
”テレビや新聞でも、見出しになるのは死者と行方不明者の数ばかりだ。
8万人以上が死んだ中国の四川大地震と比べたらマシだったとか、
そんなふうに数字でしか考えられなくなっちまう。
それは死者への冒涜だよ。
そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。
2万通りの死に、それぞれ見を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、その悲しみに今も耐えているんだから。”
そうなんですよね。
1人が死んだ事件が2万件もあって、その2万通りの死にそれぞれ悲しい思いをした人がもっといて・・・。
そしてその悲しみに今も耐えている人たちがたくさんいて。
こういう表現をされた時に、はじめてことの重大さに気付かされました。
決して忘れることのない事です。
そしてその中でもやはり、悲しみを忘れること無く、背負いながらも前向きに生きようとする方々には、頭が上がらなし、やはり何か勇気づけられるものがあって、自分もそうでありたいと思うし、そういう生き方をしたいなと強く思います。
それでは。